「ブランドって何?」と訊かれたら、なんと答えますか?
少し悩んでしまいますよね。
「ブランド」という言葉に明確な定義が無い、あるいは人によって様々な意味合いで使っているから当然のことと思います。
ちなみに、自分的には、「ブランド」とは、会社であれば「自社の特徴、差別化されている点、優位性があるところ等アピールしたいことがコンパクトにまとまって、それらが文字列やロゴやマークで表されたもの」くらいのことと解釈しています。
もっとも、アピールしたいことだけでなく、場合によっては悪いイメージがブランドに付いてしまうこともありますよね。
いずれにしても、自社がアピールしたいことを、ダラダラ説明せずに、コンパクトなブランドで表現できるということは魅力的ではありませんか?
上に書きましたように、ブランドってわかりにくいです。なので、いろいろなブランドにまつわる本などでは大抵具体例をあげて説明しています。
で、そのような具体例では、話をわかりやすくするために、「コカ・コーラ」、「スターバックス」、「SONY」など、グローバル企業や国内大手企業のブランドの話でブランドの説明をすることが多いです。
具体例はわかりやすくて良いのですが、残念なことに、これによって、ブランドって大きな会社のためにあるもので、中小企業や個人事業主には無縁のシロモノと誤解されてしまうことです。
価格競争では大手と張り合うのが難しい中小事業者にとって、「ブランド」は有力なツールだと思うのですが…